乳房・乳頭のへこみ

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こんなお悩みはありませんか?

  • 乳房や乳頭にへこみがある
  • 胸の中央がくぼんで見える

乳房や乳頭にへこみが見られると、多くの方は強い不安を感じることでしょう。実際には、へこみの原因はさまざまあり、必ずしも深刻な病気を意味するわけではありません。しかし、中には早期対応が重要な場合もありますので、気になるときにはすぐに医療機関への受診をおすすめします。

乳房・乳頭がへこむ主な原因

乳がん

乳がんの場合、乳房内に発生したしこりが皮膚の近くに位置すると、皮膚が内部から引っ張られ「えくぼ」のようなへこみやひきつれが生じることがあります。特に乳頭が陥没する、あるいはすじ状のひきつれが現れる場合には注意が必要です。触診でしこりが確認できることも多いため、自己検診で異変を感じたら速やかに医療機関で検査を受けましょう。

良性腫瘍

乳房のしこりは乳がん以外にも乳腺症や線維腺腫などの良性腫瘍でも発生します。これらも場合によっては皮膚のひきつれや乳頭のへこみを引き起こす可能性があります。ただし、良性腫瘍であっても確実な診断には検査が必要となります。

皮膚や組織の変化

加齢や授乳経験などにより乳房や乳頭の皮膚がたるみ、見かけ上のへこみや陥没が生じることもあります。これは自然な変化であり、通常は健康上の問題はありませんが、乳がんなどとの鑑別のため専門医の診察を受けられることをおすすめします。

漏斗胸について

「胸の中央がくぼんで見える」という場合、漏斗胸という状態である可能性もあります。

漏斗胸とは

漏斗胸とは胸の中央部分がくぼむ症状で、先天的なものや成長過程で徐々に進行することがあります。時間が経つにつれてくぼみが非対称になることも特徴の一つです。

漏斗胸の原因

漏斗胸の原因は明確ではありませんが、肋軟骨が周囲より速く成長し、胸骨を内側に押すことで起こると考えられています。胸が薄くなり、呼吸機能に影響が出ることがありますが、心臓に大きな問題を起こすことはまれです。

漏斗胸の手術方法

漏斗胸の治療にはいくつかの外科手術があります。

  • 胸骨挙上術(くぼんだ胸骨を持ち上げて矯正する方法)
  • 胸骨翻転術(胸骨を一度切り取り、反転させて固定する方法)
  • ナス法(胸骨の裏側に金属製のバーを挿入し、前方に押し出して矯正する低侵襲な方法)

手術が必要な場合は、当院が連携する専門医療機関をご紹介いたします。

きむらクリニック 小児科 乳腺科の対応

きむらクリニック 小児科 乳腺科の対応

乳房や乳頭のへこみに気付いた場合、自己判断は難しく、不安が募ることが多いでしょう。当院では日本乳癌学会乳腺専門医の資格を持つ女性医師が診察を担当し、丁寧な診察と必要な検査をおこなっています。乳房の状態について、正確で分かりやすくご説明し、患者さまが安心して受診できる環境づくりを心がけております。乳房・乳頭のへこみが気になる方は、お気軽に当院にご相談ください。

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