検査内容・検査の流れ

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検査のご案内

当院の乳房検査

きむらクリニック乳腺科では、次のような診療をおこなっています。

  • 乳房に違和感や症状がある方の診察
  • しこりなどの乳房疾患の詳しい検査
  • マンモグラフィ検査・超音波検査・細胞診・組織検査

※ 組織検査(針生検)は事前予約が必要です

  • 良性の乳腺腫瘍の経過観察
  • 乳がん手術後の経過観察とホルモン療法
  • その他乳房に関するご相談

健康保険の3割負担の場合、視診・触診、マンモグラフィ、超音波検査の一連の検査で約3,600円です。

検査の進め方

step01

問診票の記入

医師の診察の前に、問診票の記入をお願いしております。こちらからも事前にダウンロードいただき、当日お持ちいただいても構いません。

step02

問診・診察

まず医師がお話をうかがい、乳房を見て触れる診察をおこないます。その結果をもとに、必要な検査をご案内します。
診察では乳房全体を丁寧に確認し、わきの下のリンパ節も調べます。症状によっては、診察の前にマンモグラフィ検査を先に受けていただくこともあります。

step03

マンモグラフィ検査

乳房専用のX線撮影装置を使用する検査です。乳房を特殊な板で挟んで平らにし、内部の状態をX線で撮影します。微細な石灰化や小さなしこりなど、触っても分からない病変を発見できる重要な検査です。
X線は使用しますが、その量は日常生活で自然に受ける程度であり、健康への影響はありません。ただしX線を使用するため、妊娠中の人には実施できません。当院では、女性の放射線技師が担当しますので、安心してお受けください。

step04

乳房超音波検査(エコー)

乳がん検診で行われるもう一つの方法に「超音波検査」があります。これは、胸に超音波を当て、その反射波をコンピューターで画像化する検査です。痛みはなく、X線も使用しないため、被ばくもなく、受けやすい検査方法です。
しこりの性質をくわしく調べられるほか、必要に応じて細胞診や組織検査をおこなう際に位置の特定などにとても重要な検査です。

step05

検査結果の説明

検査後は、画像を見ながら医師が結果を分かりやすくご説明します。
細胞診や組織検査をおこなった場合は、病理検査の結果が出るまで約10日かかります。高度な画像検査が必要な場合は、提携医療機関をご紹介します。疑問点はどんなことでもお気軽にお尋ねください。

マンモグラフィと乳房超音波検査をくわしくご紹介

乳がんの早期発見のためには、マンモグラフィと超音波検査を組み合わせることで、それぞれの検査の弱点を補い合い、より確実な診断につながります。ご不明な点や不安なことがありましたら、遠慮なく医師や検査担当者にお尋ねください。

マンモグラフィ検査について

検査方法

マンモグラフィ検査は、乳がんを早期発見するための重要な検査です。検査では、専用の撮影装置に乳房を置き、透明な圧迫板で乳房を挟んで平らに伸ばします。乳房を薄くすることで被ばく量を抑えられるうえ、画像が鮮明になります。乳房を平たく伸ばすことで、微細な石灰化やしこりを発見しやすくなり、客観的な画像で評価ができます。乳腺の密度が高い人では見えにくいという弱点があります。
撮影は左右の乳房それぞれについて、上下方向と斜め方向からの2方向で行うのが診療では一般的ですが、自治体の乳がん検診では、40歳代は2方向、50歳以降は1方向(斜め方向)での撮影になる場合は多いです。
現在、乳がんによる死亡率を減らす効果が科学的に証明されているのは、マンモグラフィ検査だけです。

痛みについて

乳房を圧迫するため、検査中に不快感や痛みを感じる方がいらっしゃいます。痛みの感じ方には個人差があり、乳房の大きさよりも、乳腺組織の発達度合いによって異なります。
月経前は乳房が張って敏感になっているため、より痛みを感じやすくなります。痛みを和らげるには、月経のある人であれば、月経が始まってから10日目くらいの「乳房の張りが少ない時期」に受診するのがおすすめです。痛みや不安は、検査技師にお伝えいただければ、できる限り配慮いたします。

放射線被ばくについて

マンモグラフィ検査ではX線を使用するため、放射線被ばくがあります。しかし、その量は日常生活で自然に浴びる放射線量と同程度であり、健康への影響はほとんどありません。
ただし、妊娠中または妊娠の可能性がある方は、日本では胎児への影響を考慮して、原則的に実施しません。検査の必要性について医師とよく相談することをおすすめします。

乳房超音波(エコー)検査について

検査方法

超音波検査は、乳房に無害な超音波を当て、その反射波から内部の状態を画像化する検査です。乳房内のしこりの有無や性状、大きさ、周囲のリンパ節への影響などを調べることができます。
検査は上半身の衣服を脱ぎ、診察台に仰向けに寝た状態で行います。乳房にジェルを塗り、プローブと呼ばれる装置を乳房に当てながらさまざまな角度から観察します。検査時間は通常10分程度です。

超音波検査の特徴

若い方や乳腺濃度が高い方でも、しこりを見つけやすいのが超音波検査の大きなメリットです。マンモグラフィでは見つけにくい小さなしこりも発見できることがあります。
一方で、微細な石灰化の検出は苦手、検査する人の技術に左右されやすい側面もあります。
良性と悪性の鑑別には専門医による正確な判断が必要です。
最新の超音波装置では、しこりの血流状態や硬さも評価できるようになり、診断の精度が向上しています。
40歳代の日本人女性において、マンモグラフィ検査と超音波検査を併用すると、マンモグラフィ単独よりも、乳がんの早期発見率が約1.5倍に高まることが報告されています。そのため、マンモグラフィで高濃度乳房と指摘された人や、30~40歳代の人、より丁寧な検査を希望する人は、自費にはなりますが、マンモグラフィと組み合わせて、超音波検査を追加で受けるのも一つの方法です。

超音波検査のメリット
  • 痛みがなく、身体的な負担が少ない検査です
  • 若い方や乳腺密度の高い方でも効果的に検査できます
  • リアルタイムでさまざまな角度から観察できるため、細かい変化も把握できます

もし乳がんと診断されたら

もし乳がんと診断されたら

「乳がん」と診断された場合、不安や恐怖を感じるのは自然なことです。しかし現在の医療では、早期に発見された乳がんは、適切な治療を受ければ90%以上の方が完治します。
きむらクリニック乳腺科では、日本乳癌学会乳腺専門医の資格を持つ女性医師が、患者さまに応じた最適な治療が受けられるよう全力でサポートします。不安なことや疑問点は遠慮なくご相談ください。手術などの治療が必要な場合は、信頼できる医療機関をご紹介し、連携しながら、安心して医療が受けられるようにサポートいたします。

副院長 木村 綾

執筆者

きむらクリニック

副院長木村 綾

経歴

  • 1998年私立川崎医科大学 卒業
    私立川崎医科大学 乳腺甲状腺外科
    市立吹田病院外科 非常勤
    JCHO大阪病院(旧・大阪厚生年金病院)乳腺内分泌外科 医長
  • 2017年きむらクリニック 小児科 乳腺科 開院・副院長就任
    JCHO大阪病院・乳腺内分泌外科非常勤医師

資格・所属学会

  • 日本外科学会外科認定医・外科専門医
  • 日本乳癌学会乳腺専門医
  • マンモグラフィ読影認定医AS評価
  • 乳房超音波講習会A評価
  • 日本病院総合診療医学会認定医
  • 総合判定講習会 講習修了
  • アンチエイジング医学の基礎と臨床 講習修了
  • 緩和ケア(PEACEプロジェクト) 講習修了
  • がん患者さんの性を支援するための研修会研修修了
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